坂本真綾さんと言えば黒執事や化物語、最近ではリゼロや鬼滅の刃でも出演されている超ベテラン声優さんです。
ですが坂本真綾さんはキャラの歌、いわゆるキャラソンを歌わないって知っていましたか?
今回はその理由とこれまでのエピソードをご紹介します。
プロフィール
性別 | 女性 |
出身地 | 東京都 板橋区 |
生年月日 | 1980年3月31日(2024年現在44歳) |
血液型 | A型 |
身長 | 155cm |
愛称 | まーや |
職業 | 声優・女優・歌手・ラジオ・エッセイスト |
活動期間 | 1988年~ |
事務所 | フォーチュレスト |
配偶者 | 鈴村健一(2011年) |
キャラソンを歌わない理由
結論から言うと、坂本真綾さんは声優としての仕事よりも歌手としての活動を重視しているのが理由です。
もう少しかみ砕いて言うと、キャラソンを歌うという事はつまりそれは坂本真綾ではなくそのキャラクターとして歌うという事ですよね。
歌手である事を重視している彼女はこれに納得いかないようです。
また、そういった彼女の思想が反映されているからか、彼女の事務所では坂本真綾を「歌手」「声優」両方で契約しており、キャラソンを歌うとなると二重でコストがかかる等の噂もありますが真偽は不明です。
契約の際に坂本真綾さん側からこれを条件としている可能性は大いにありますね。
ちなみに坂本さんは、キャラソンだけを否定しているのではなくそもそも声優が「歌ったり」「踊ったり」する事にも疑問を抱いているとインタビューで答えています。”声優はキャラクターに声を吹き込むもの”という強いポリシーがある事がうかがえます。
化物語シリーズのOP曲も歌わず
大人気アニメ「化物語」シリーズで忍野忍という超重要役を演じた坂本真綾さん。
化物語といえば各ヒロインの回でヒロインの持ち曲がOPになる事で有名ですが、この作品の超キーキャラクターである忍野忍のOPがないのも坂本真綾さんの都合によるものです。
他にもアニメ『桜蘭高校ホスト部』で坂本真綾のキャラはキャラソンがないことが有名です。
絶対に歌わないという訳ではない?!
己の信念を貫く坂本真綾さんですが実は例外があり、その役に対する必然性がある場合に限って歌うことがあります。
分かりやすい例を挙げると「マクロスF」の「アイモ」などですね。
まさに”歌”がテーマのアニメですから、そういった場合は坂本真綾さんでも歌うという訳です。
彼女名義の音楽活動
経歴
坂本真綾は1996年にシングル「約束はいらない」で音楽デビューを果たしました。この曲は、アニメ「天空のエスカフローネ」のオープニングテーマとしても知られています。
坂本真綾はこれまでに数多くのアルバムやシングルをリリースしており、アニメの主題歌だけでなく、オリジナル楽曲も多く含まれています。特に「シンガーソングライター」や「You can’t catch me」などのアルバムは高い評価を受けています。
ライブツアー
定期的にライブツアーを開催しており、全国各地で公演を行っています。
ファンとの交流をとても大切にしていて、2023年には「記憶の図書館」というタイトルのライブツアーを行い、坂本真綾の喉のコンディション不良により一部公演が延期される事態もありましたが、振替公演が行われ、無事ファンの期待に応えました。
多様なジャンル
2000年代に入ってから坂本真綾の音楽は、ポップ、ジャズ、エレクトロニカ、クラシックなど多岐にわたるジャンルを取り入れています。
さらに楽曲の作詞・作曲にも挑戦し、自分の感情や経験を反映させた作品を制作するようになり、曲を聴くと歌詞や曲調から、何か考えさせられるものがあります。
彼女の音楽活動は、彼女の声優業と同様に多彩であり、彼女なりの個性を強く、上手く表現できてるように感じますね。
歌手デビューのきっかけ
アニメ主題歌の担当
1996年、坂本真綾さんはアニメ「天空のエスカフローネ」の主題歌「約束はいらない」で歌手デビュー。この楽曲は、
彼女のキャリアにおいて重要な転機となり、広く認知されるきっかけとなりました。
「天空のエスカフローネ」は異世界ファンタジーをテーマにしたアニメで「約束はいらない」は、坂本真綾が演じるキャラクターの神崎ひとみが歌う曲としても知られていて、今もなお、多くのファンに親しまれています。
業界との出会い
坂本真綾は、アニメやCMの歌唱を通じて音楽に親しんでいましたが、歌手としてのキャリアを本格的に考えるようになったのは、著名な作曲家である菅野よう子との出会いがきっかけだそう。
なによりデビュー曲は、菅野よう子によってプロデュースされました。
坂本真綾と菅野よう子の関係は、デビュー以降も続いており、彼女の音楽活動において欠かせない存在です。
まとめ
- 坂本真綾さんがキャラソンを歌わない理由は”歌手として”の自分を重視しているから
- 理由があればキャラとしても歌う場合がある
今後もこの信念は変わる事はないと思いますが、またキャラソンを歌う事がいつかあるかもしませんね。