端正な顔立ち、奥ゆかしい佇まい、そして儚さの匂う女優。
それが木村多江という女優です。
薄幸美人、昭和美人など、他にない形容は、木村多江さんが誰にも似ないオンリーワンの女優でもあることの証明でもあり、多くの人を惹きつける魅力です。
年齢を重ねるほどに美しくなる木村多江さんの子ども時代は、やっぱり可愛かったんでしょうか?
木村多江さんの幼少期・若い頃から現在までの画像をまとめてみました。
木村多江の若い頃が綺麗!現在まで美人な画像まとめ
裕福な少女時代を経て、中学校時代から演劇に興味があった木村多江さんは演劇部に入部しています。
その後、高校生の頃に樹木希林さん主演の「台所の聖女」に感銘を受け、女優を目指すため昭和音楽芸術学院ミュージカル科に進学し、本格的に演劇について勉強されていた様です。
当時、木村多江さんと、急逝してしまった父親とは女優を目指す人生について衝突していたそうです。
しかし、喧嘩別れのような形になったまま、ある日突然、父親は亡くなってしまい、激しい罪悪感にさいなまれながら、10年もの月日を過ごされたようです。
「父の心配事のひとつは私が大きかったので、自分が父を死に追いやってしまったんじゃないかっていう罪悪感みたいなものがずっと、10年ぐらい続きました。心の中にもやもやずっとしてる感じで、その怒りを自分にぶつけて自虐的行為に走っていくようになりました」
「絶対に自分を許さない、自分の芝居を許さない。ここで涙を流すんだったらここで涙を流す、1個前でも後でもダメとか、完璧にしないと許せない。いつも家に帰ると自分を罵倒して、『木村多江、クソ芝居しやがって』って、自分に厳しくしてました」
「クソ芝居しやがって」というフレーズに、木村多江さんという人女優さんが実際はどんな性格なのか伺い知れますね笑
木村多江の若い頃①専門学校時代?
これがいつ撮られた写真かはわからないのですが、顔立ちの若さや服装から、20~24歳頃ではないかと推測されます。
専門学校時代か、それ以降かもしれません。後ろを行く女性たちが時代を感じさせるファションで揃っているのに対し、木村多江さんは清楚で上品な印象の対比が面白いですね。
木村多江の若い頃②舞台「セーラームーン」にて
意外な役柄ですが、専門学生時代は舞台デビューも経験していて、なんとそれが「美少女戦士セーラームーン」だったんですね。
私の中で女優の木村多江さんと言えばセーラームーンのフィッシュ・アイなんだよなー
んーでもこの役何?って思ったら、「見た目と性格は女の子だけど、実は男の子」という難しい役柄だったようですね・・・実物を見てみたかった・・・!
でもこの役が以外と好評だったみたいで、
木村多江さんのフィッシュアイちゃんが最高にスキ。声もたいぷ。
あれは1995年だったんだなぁ、わたしのセーラームーン。
こんな声もあるみたいです。
木村多江の若い頃③映画「リング」貞子役でデビュー
木村多江さんは女優で着物を着せたら日本で一番似合うんじゃないかと個人的に思っているんですが、TVドラマ版「リング」では貞子と貞子の母親役の親子を一人で演じています。
木村多江の名を世に知らしめた作品と言えば、間違いなく「リング」「らせん」でしょう。
薄幸美人の始まりとも言える本作で、あまりにも衝撃的な“貞子”の役を熱演し、評価を勝ち取っています。
木村多江さんの衝撃の貞子画像はコチラ(※閲覧注意かも)
別人過ぎる・・・。
一時期は幸の薄い、悲しい結末を迎える役ばかりが回ってきたことに「辛かった」と語った木村多江さんですが、最近は「ブラックリベンジ」でなんと主演、しかも悪女という新・木村多江のキャラクターを世に売り出すことに成功。
以降の「後妻業」でもコミカルな役柄を演じるなど確実に役柄の幅を広げていて、新作に出ているのを見るたびにワクワクさせてくれます。
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木村多江は子供の頃から美人だった?
木村多江さんは、1971年3月16日、東京都で生まれました。
実家は江東区にあり、家族構成はお父さん、お母さん、弟との4人家族。
お父さんは木村多江さんが21歳の頃に亡くなられています。
そのため20代の頃の木村多江さんは、生活と学費のために当時の木村多江さんはホテルスタッフやパン屋、レストラン、コーヒーショップなど、毎日の睡眠時間を削りながら、たくさんのアルバイトを掛け持ちしながら家計を支えたそうです。
働き手は母親と木村多江さんだけということは、当時学生だった弟さんの学費なども、木村多江さんが賄っていたのでしょうね。
見かけの儚さ以上に、その生い立ちは波乱と苦労がにじみ出ています。
木村多江の子供の頃の画像①8歳の頃
おでこに貼ってあるのはガーゼでしょうか?遊んでいて怪我をした時のものかもしれません。
木村多江さんは立ち居振る舞いや話し方がとても上品なだけに「おしとやか、奥ゆかしい」イメージがありますが、性格は明るく、ストイックで意志が強いタイプのようです。
カメラに向かって誇らしげにほほ笑む姿から、きっと活発で元気な少女だったのでしょう。
木村多江の子供の頃の画像②10代の頃
ドキュメンタリー番組で放送された、木村多江さんの家族写真。みんな正装が決まっていますが、何かのパーティでの一枚でしょうか?
木村多江さんの通った小学校は「名門・白百合小学校」。
エスカレーター式で高校まで進学できる環境ではありますが、学費は年100万と高額でありながら、さらに習い事として子供の頃は日本舞踊やバレエを習っていました。
身にまとっている服装の雰囲気も上品なので、当時は裕福な家庭だったものと思われます。
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木村多江・画像で見る昔~現在まで美人なまとめ
2005年、木村多江さんは大手広告代理店・電通社員の鈴木文彦さんと結婚、2008年には目でたく第一子を出産され、現在は妻・母親・女優の両立にかなり多忙な日々を過ごされているようです。
かつては幸薄い女優と揶揄された木村多江さんも、父親の死を乗り越え、家庭の幸せを手に入れつつも、女優としてさらに輝いていくことは間違いないでしょう。
これからどんな風に年齢を重ねて、さらに綺麗になっていく木村多江さんに注目しています。