公正取引委員会が、ジャニーズ事務所に対して「独占禁止法違反」の疑いがあるとして厳重注意を放ったことで浮かび上がってきた、「嵐の元チーフマネージャーA」氏。
風数の情報をたどると、この人物は「黒P」と呼ばれるマネージャーに繋がり、その名前が『黒川賢一』なのではないかという証拠画像を発見しました。
「文春砲」が狙いを定めるジャニーズ事務所による「新しい地図」に対する圧力と、その渦中の人物と思われる「黒P」の名前や顔画像について調査しました。
嵐の元チーフマネージャーAがテレビ局に圧力?
ジャニー喜多川氏がこの世を去ったことで、目に見える形でパワーバランスが崩れてきたジャニーズ事務所と芸能界の関係。
これまで敷かれていた“かん口令”が解かれたのか、予想だにしない新事実が堰を切ったようにあふれ出しています。
公正取引委員会から厳重注意が発表
特に、2016年に解散した国民的アイドル「SMAP」の元メンバーであり、現「新しい地図」の香取慎吾さん、草彅剛さん、稲垣吾郎さんの姿は解散騒動以降テレビではほとんど目にすることが出来ません。
しかしながら、abemaTVやキー局メディア以外でも他のアーティストのライブであったりイベントへの参加は割と活発にしてたりします。
公正取引委員会はこの以上な事態に対し「独占禁止法違反のうたがいがある」として、ニュース速報という形でジャニーズ事務所によるタレント、テレビ局への圧力を報じたのは異例のことです。
日本財団の笹川陽平会長の苦言
日本財団会長、笹川陽平氏が、公取委の注意発表を受け、自身のブログで「元SMAPメンバー」のテレビメディアでの不当な扱いに苦言を呈しています。
視聴率を1%アップするためにしのぎを削る各テレビ局が、根強い人気をもつSMAPの元メンバーを 2年間も出演させないこと自体が異常である。「出演の可否は独自の判断で決めている」「ジャニーズ事務所からの圧力はなかった」などとするテレビ局側の白々しいコメントを信じる視聴者など、どこにもいないだろう。独禁法違反につながりかねない状況を公取委が確認したのであれば、各テレビ局も謙虚に事実を認めるべきである。東京パラリンピック大会を成功させるためにも、早急に3人のテレビ復帰を実現させてほしいものだ。
引用:笹川陽平ブログ
「新しい地図の3名」は国際パラリンピック委員会から任命された「特別親善大使」であり、現在の状況では十分な宣伝効果を発揮しない=国益に反する、とジャニーズ事務所、テレビ局へ言及しています。
上記の写真を見れば、日本財団の笹川会長がどんな影響力を持っているかがわかるでしょう。2017年に笹川会長の別荘で撮られたものだそうですが、安倍首相、麻生太郎氏、小泉純一郎氏、森喜朗氏など、歴代首相が3人もいます。
日本財団は公営競技であるボートレースの収益をもとに、海洋船舶関連の支援や公益・福祉事業、国際協力事業を主に行なっている公益財団法人で、ボートレースの市場規模は1.3兆円とも言われています。
スポンサーとしての影響力や発言力も大きい笹川陽平氏が声を上げたことで、これまでジャニーズ事務所のあり方は大きく変わってくるのかもしれません。
藤島ジュリー景子氏の“右腕”とされる敏腕マネージャー
7月25日の「週刊文春」が、テレビ局に圧力をかけていた中心人物が、嵐の元チーフマネージャー・A氏であると報じています。
このA氏について関連付けられる情報をご紹介します。
A氏は、元SMAPの3人を取り上げた番組や尺の長さをリストにしたものを提示し、「なぜこうなったのですか?」と理由を問い詰めるなどしていたという。A氏は、嵐の元チーフマネージャーで、藤島ジュリー景子副社長の右腕として知られる人物だ。
引用:文春オンライン
かつて世間を騒がせたSMAP解散の“事件”は、信じがたいことにフジテレビの人事にまで影響したそうです。それほどまでに、SMAPの持つ影響力は大きかったのでしょう。
ジュリー景子vs飯島派の争いは、「飯島派含むSMAPメンバーの追放」という形で決着を迎えましたが、この元チーフマネージャーA氏もマネジメント部門の部長としてその対立構図の中にいたものと考えられます。
ジャニーズの取締役広報部長だった白波瀬氏や、取締役制作部長の矢崎氏など、ジャニーズ事務所の重役が高齢化していく中、有望な若手育成のためにも、チーフマネージャーA氏はジュリー景子氏にとっても重要な役割を果たしていましたのでしょう。
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嵐の元チーフマネジャーの名前は「黒P」=黒川賢一?
嵐の元マネージャーで敏腕、そして「ジュリー景子氏の右腕」と評される人物が話題になったことが過去に一度ありました。
それは2016年のSMAP解散騒動の時。
当時の記事は消えてしまっていますが、東スポがそのマネージャーの実像について迫っていました。
最も顕著なのは、ジュリー氏が担当する人気アイドルグループ「嵐」のチーフマネジャーが、マネジメント部門の部長に昇格したことだという。
「まあ精力的に仕事をこなす男ではありますが、その嵐のチーフマネジャーはまだ30代半ばなんですよ。その若さで部長になるのは異例のこと。あまりにも露骨にジュリー氏派だけが優遇されたものですから、それ以外の人たちは納得いかないでしょうね」(制作会社関係者)
引用:東スポ
「新しい地図」を引き連れT独立したマネージャーの飯島三智さんといえば現「CULEN」の代表としてあまりにも有名ですが、当時その対抗馬として抜擢されたのがこのA氏だったようです。
そして嵐の元チーフマネージャーで最も知られた方と言えば、相葉雅紀さんのラジオでもたびたび登場していた「黒P」こと黒川賢一さんではないでしょうか。
名刺管理アプリ「eight」では、「ジャニーズ事務所 マネージメント本部 部長」という肩書が見て取れますので、おそらく黒Pはかなり出世していることがわかります。
黒P=黒川賢一はどんな顔?画像はあるのか
ジャニーズ事務所の職員とはいえ、あくまでも一般人であるため、黒川賢一さんを伝える画像は見当たりません。アイドル性に関わらない部分は徹底して排除するという、ジャニーズの管理方針は相当厳しいという話もあります。
ただ、以前「VS嵐」に出演したGAGの宮戸洋行さんが、「嵐のマネージャーに似ている」と嵐自身が指摘していました。
GAG宮戸洋行さんと言えば、2019年6月の山里亮太さん・蒼井優さんの結婚会見の司会を務め話題となったあの芸人さんです。
髪型こそ芸人風のマッシュルームカットですが、黒Pと顔が非常によく似ているそうで、実際番組では嵐メンバーの公認を得ていました。
どうもGAG宮戸さんを色黒細マッチョにしたら黒Pになりそうですね。
ジャンルは異なりますが、奇しくもお笑いの吉本興業の会長の大崎洋氏・社長の岡本昭彦氏もダウンタウンのマネージャーから出世を重ねて現在の地位に上り詰めています。しかも、創業者一族を「お家騒動」で追放してしまった。
ジャニーズのマネジメント本部長ということは、運営面において、将来ジャニーズを背負って立つ人物にもなるかもしれません。
「圧力、忖度」という言葉に視聴者含め業界がうんざりし始めている今日、ジャニーズは旧態依然としたやり方を改め、まっとうな方法でジャニーズブランドを高めていく手法が必要となるでしょう。