事務所移籍騒動で名前が能年玲奈から改名され、一時期は「干された?」と言われた女優の“のん”さん。
TVメディアではすっかり見かけることは少なくなりつつも、CMや映画「この世界の片隅に」で魅せる存在感はやはり圧倒的なものがあります。
何より昔より圧倒的に可愛く美人に成長していることに驚きました!
というわけで、のんさんのデビュー時から現在までの顔変化を、画像で時系列にまとめました。
のん(能年玲奈)の現在の顔が可愛くなった!【最新】
テレビドラマやバラエティ番組では余り見かけることが無くなってしまったのんさんですが、ユニクロやJA岩手のCMで見る姿からわかるとおり、現在はもの凄い可愛く、というか美人に進化しています。
NHK朝ドラ「あまちゃん」の頃から「透明感がヤバイ」と言われていたのんさんですが、1993年7月13日生まれの彼女はもう26歳になるんですね!
記憶の中で少女だった能年玲奈さんが、2016年に名前を「のん」に変えてからテレビでは見かける機会も減ってしまいましたが、いつのまにこんな素敵な大人の女性に!
“女優”の枠を超えた多彩なアーティストとして活躍
レプロエンタテインメントを退所し、現在は「株式会社non」の代表取締役を務めるのんさんは、女優業だけでなく、「創作あーちすと」としても活動しています。
これまでにアートブックは「創作あーちすと」「女の子は牙をむく」の2冊、楽曲アルバム「スーパーヒーローズ」「ベビーフェイス」の2作品発表しており、2018年にはライブツアーも敢行しています。
2018年にはLINE TVのネットドラマ「ミライさん」でヒロインを務めるなど、徐々に女優としての活動も広げてきていますね。
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【のん】能年玲奈の画像①中学で「ニコラ」モデルに
「あまちゃん」のイメージが強いのんさんですが、中1の2006年から2010年までの5年間、ティーン向けファッション雑誌「ニコラ」のモデルを務めていたことは有名です。
この頃は女優というよりモデルになることを目指していたのんさん。
第10回ニコラモデルオーディションでグランプリを受賞し、この頃からレプロエンタテインメントジュニア部に所属し、女優の川口春奈さんと同じ環境にいました。
顔や声、喋り方全てにおいて、「能年玲奈って言われないと気づかない」ほどに別人ぶりが話題になりました。
体つきを見ても体重は現在よりあったように見えますし、後述する歯列矯正による変化で印象が大きく変わったのでしょう。キャラクターについてもテコ入れがあったのは間違いなさそうです。
【のん】能年玲奈の画像②ブレイク前夜
のんさんはまだこの頃無名の女優でしたが、2010年から2011年に徐々に出演作品を増やし、下積み時代を過ごしています。このとき高校生です。
2010年 映画デビュー、でもセリフはなかった『告白』
2010年、松たか子さん主演の映画「告白」に、のんさんも出演していました。中学生の役に16歳ののんさんを起用したことに、中島哲也監督は「彼女は特別だから」とオーディションを通過していますが、何か見えないコネのようなものがあったのかもしれません。
2011年5月 『高校生レストラン』でかなり痩せた?
この頃から顔つきが随分変わり、一部では整形疑惑も出ていましたが、年令による成長だけっでなく、顔が変わった一番の理由はモデルデビュー後に行った歯列矯正のお陰でしょう。
ブラケットを装着する施術と抜歯により、これまで「ガミースマイル」気味だった口周りの印象が変わり、輪郭や表情に大きな変化が生まれたのは間違いないようです。
2011年12月 ロングヘアが美しい『動物の狩り方』
能年玲奈として初めてのヒロインを務めた短編映画「動物の狩り方」では、美しいロングヘアののんさんを見ることが出来ます。
子供の頃から好きな芸人は「ダンディ坂野」なのに性格は人見知りという、一筋縄では行かない個性的なのんさんですが、この頃から物凄い美少女だったんですね。
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【のん】能年玲奈の画像③カルピスウォーターCMでブレイク
「あまちゃん」で大ブレイクしたと思われがちなのんさんですが、彼女の知名度が一気に上がったのは間違いなく2012年のカルピスウォーターのCMでしょう。
本当にこの頃の透明感は抜群でしたね。
同じく2012年11月には、阿部寛さん主演の映画「カラスの親指」のオーディションに合格し、“スリ”のヒロイン姉妹の妹役を勝ち取りました。
先輩の石原さとみさんの妹役として初々しい姿を披露していますが、のんさんはこの役のために、今まで大切にしていたロングヘアをバッサリ20cmもカットして臨む気合の入れようでした。
【のん】能年玲奈の画像④そして『あまちゃん』へ
当時の能年玲奈さんを国民的女優にまで押し上げたのは、間違いなく2013年のNHK朝ドラ「あまちゃん」のヒロイン天野アキ役を演じたことでしょう。
1953人のオーディションから唯一人、約2000倍という倍率もそうですが、数多の有名若手女優がしのぎを削る超難関のオーディションで主役の座を勝ち取ったというのは快挙ですよね。
この人選はまさに大当たりで、宮藤官九郎さんの脚本も見事にハマり、最高視聴率は27.0%、再放送視聴も含めると50%はあるのでは、とも言われています。
- 東京ドラマアウォード2013 主演女優賞
- 第26回小学館DIMEトレンド大賞 話題の人物賞
- 第78回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞
- 第38回エランドール賞 新人賞
- 第22回橋田賞 新人賞
- 第17回日刊スポーツドラマグランプリ 主演女優賞
この作品だけで合計6つの賞を受賞し、その後も2014年映画『グッモーエビアン!』、
映画初主演の『ホットロード』でも数々の賞を受賞し、ルックス、演技力、話題性と全てにおいて地位を確立したかのよに思えたのんさんでしたが・・・
【のん】能年玲奈の画像⑤2015年は山あり谷あり
2015年は能年玲奈さんにとって大きな転機の年でした。
4月に所属事務所レプロから「無断で個人事務所『三毛&カリントウ』を設立していたことを指摘され、事務所独立騒動に発展。
翌2016年7月には契約を終了するとともに、「レプロの承諾無しに“能年玲奈”という名前は使えない」という契約内容に基づき、能年玲奈さんは“のん”と改名したという流れです。
交渉には弁護士が介入し、およそ2年にわたってやり取りがあったものの、結果的にテレビ界から能年玲奈さんは露出を極端に減らし、現在に至っています。
この騒動のさなかでも、かんぽ生命のCMには出演が続いていたのんさん。
“人生は夢だらけ”“山あり谷あり”“私の人生だもん”と、振り返ってみてこれほど感慨深いメッセージはないと思える、良いCMだと思います。
【のん】能年玲奈の画像⑥「声優」として成功した2016年
のんさんは2016年11月12日に公開されたアニメ「この世界の片隅に」で主役の北條すず役を演じています。
クラウドファウンディングで集まった3990万円をもとに制作されたこの映画は、国内外70以上の賞を獲得し、興行収入25億円、観客動員数200万人以上と大成功に。
【Instagram】
映画秘宝さんにて、すずさん再現in 昭和のくらし博物館 な写真を撮りました。めっちゃ楽しかった〜〜。
呉本以来の、北浦さんに撮っていただきました。最高。
博物館は、すずさんの暮らしを体感できて、こ …]#映画秘宝 #この世界の片隅に #すずさん #のんhttps://t.co/3EFng1N8S6 pic.twitter.com/WxTLeB13Sh— のん official (@non_staffnews) March 20, 2019
のんさんの声の演技力は見た人の心をつかみ、TV版の放送でも感動のコメントが多数寄せられていました。
「のんさんが、NHKに…戻ってきたよ~」
「声が本当にすずちゃんにぴったりでなぜだか泣けてくる…」
「のんは天才。素晴らしい声の表現」
映画・ドラマ女優という枠に収まりきらないのんさんの才能が溢れ出したのかもしれません。公開から3年、続編も作られることになり、「地味な戦争アニメーション」がこれほどまでに注目を浴びたことはジブリの「火垂るの墓」以来、あまりない流れだったように思います。
テレビから消えた時期はありましたが、能年玲奈さんは音楽ライブやアートなど普通の女優では経験できない様々なクリエイティブな活動を2015年から現在まで腐らずに続け、今まったく新しい角度から再評価されようとしています。
2020年現在、可愛いから確実に進化しつつあるのん。個性的な演技も魅力にさらに磨きをかけています。
できればまた、「能年玲奈」という本名で活躍できる日がくればいいなと思いますね。