俳優の新田真剣佑さんは、2017年に芸名を「真剣佑」から「新田真剣佑」に改名しています。
なぜ「新田」を選んだのかについては、いくつかの理由が考えられます。そこには、父親の千葉真一さんとの不仲や確執なども噂されているようですが、本名の「前田」を選ばなかった真相が気になるところです。
そもそもなぜ、真剣佑さんは名前を変更する必要があったのでしょうか?
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新田真剣佑は昔「真剣佑」だった
新田真剣佑さんが改名を発表したのは2017年5月22日。ちょうど所属事務所が「浅井企画」から「トップコート」へと変更になったタイミングで、名前も「真剣佑」から「新田真剣佑に変わっています。
「この度、トップコートに移籍をいたしました。 そして名前も新田真剣佑(あらた まっけんゆう)に改名しました。 今後も新田真剣佑をよろしくお願い致します」
それまで多くの人が「真剣」が名字で「佑」が名前だと思いこんでいたこともあり、世間は驚きつつもその変更を受け入れていました。
「真剣佑」の名付け親は紛れもなく父親の千葉真一さんで、芸名ではありません。
「真実の剣を持って人の右に出る」という意味を込めているそうですが、いかにもハリウッドアクションスターの千葉真一さんらしいと言うか、独特な感性ですね。
新田真剣佑ってどこが名字で名前?
— き4たか23 (@iiinohiinohinoh) November 6, 2019
残念ながら改名して2年経っても混乱されている方もいらっしゃるようです・・・。
「マッケンユー」という慣れない響きに我々日本人は戸惑いがちですが、
「アメリカにはマッケンジーやマッケンローとかがいるんですよ。だから『マッケンユー』も普通に思えるんですけど、こっちで『まっけんゆう』って…よく佑くんって言われます」
アメリカではよくある名前の「マッケン」の響きが既にあるため、ロサンゼルスで生まれ育った新田真剣佑さんはアメリカでは普通に受け入れられていたようです。
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新田真剣佑が改名した理由は?
続いて新田真剣佑さんが「新田」という名前を選んだ理由ですが、これには3つの説が考えられます。
以下にその考察をまとめました。
1.「ちはやふる」に感銘を受けて改名した説
「新田」という名前に変更するにあたって、ファンの一部では予感めいた発言をしている人がいて、
「新田と新、、。何かの運命ですかね?」
「綿谷新役から影響を受けて名付けたのだとしたらマジで胸熱…!」
と、2017年に真剣佑さんが出演した、広瀬すずさん主演の映画「ちはやふる」を連想させるイメージがありました。
そして真剣佑さんが新田という芸名を加えた理由も、
「『ちはやふる』っていうのは僕にとって人生でたぶん1番の起点というか、僕の人生にとってはこれ以上ない大きな出来事だと思ってます」
とファンの予想に違わず、自分の人生を変えたターニング・ポイントである「ちはやふる」の綿谷 新(わたや あらた)になぞらえた命名であったことを明かしています。
しかし、なぜ「あらた」を加える必要があったのか、まではここでは言及されていませんでした。
そこには、表向きには出来ない理由があったと噂されています。
2.事務所移籍の慣習に伴って改名した説
芸能界の慣習の一つとして、「芸名は所属事務所の商品である」というものがあります。もちろん全ての事務所がそうであるわけではありません。
一例を紹介すると、NHK朝ドラで国民的女優とまで呼ばれた能年玲奈さん。
個人事務所「三毛&かりんとう」を設立してレプロエンタテインメントと事務所契約違反騒動が話題になった能年玲奈さん。
「能年玲奈」という名前を使うためには「レプロの許可が必要という契約」に縛られてしまい、「のん」という名前に改名を余儀なくされました。本名であっても名乗れない、という非常にもどかしい状況は現在も続いています。
あるいは、現在人気急上昇中の若手女優、杉咲花さん。
女優として活動する前は「梶浦 花(かじうら はな)という名前で活動していました。これから女優として活動しよう、という目標をかかげ、スターダストプロモーションから研音へ移籍する際に、「杉咲 花」に改名しています。
母親が「梶浦ちえ」さんなので恐らく本名だったと思われますが、子役からのイメージを引きずらないよう、もしくは心機一転、という意味を込めて改名することは珍しいことではないのが芸能界でもあります。
真剣佑さんは元々所属していた「浅井企画」から「トップコート」へと移籍していますが、特に浅井企画とモメたという報道は無いようなので、心機一転、という意味合いが強かったのかもしれません。
3.父との確執・不仲が理由で親離れのために改名した説
不仲説を報じるのは、週刊誌の「週刊女性」です。
千葉がむやみやたらに自分の知り合いの事務所に息子のことを頼んで回るので、扱いに困っていたという。千葉自身も、仕事の話になると、所属事務所だというところが7社も8社も出て来るためオファーした先は困惑。また、必ず真剣佑と父子共演したいと言い出すため、真剣佑にも仕事のオファーがしにくい状況だったとか。
引用:livedoorニュース
まとめると、「息子を使ってくれ。ただし親子共演で」という千葉真一さんの愛情が強すぎたのか、息苦しさを感じた息子の真剣佑さんがトップコートへ売り込みを掛けて成功→改名という流れのようです。
「実際、千葉の周囲には複数の詐欺師まがいの人間の影があって、真剣佑のマネジメントにまで手を出そうとしていたと聞いています。そのことで、親子関係もかなり悪化していたようです」
「大人になった真剣佑がそうした父から離れたい気持ちもあって、今回の行動につながったのではないでしょうか」
内容に記者の憶測も含まれているためどこまでが真相なのかはわかりませんが、千葉真一さんが真剣佑さんを溺愛しているという話は有名ですし、あながち信憑性がないとは言い切れないですよね。
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真剣佑はなぜ“千葉”の姓を選ばなかったのか
ところで、新田真剣佑さんの父親は「千葉真一」さんなわけですが、なぜ改名にあたって「千葉」を選ばず、「新田」を選んだのでしょうか。
真剣佑さんの改名にあたってこう漏らしています。
もう、20歳なので、親離れしてくれないと。頼られるのは金ばかり。小遣いちょうだいなんてふざけてる。名前も勝手に字画などを調べて新田なんてつけて。
それなら(本名の)前田でいいじゃないか。
引用:東スポ
実は俳優・千葉真一という名前は芸名で、本名は「前田 禎穂(まえだ さだほ)」という名前であることはあまり知られていないんですよね。
前田真剣佑さんには3つ年下の弟に「眞栄田 郷敦(まえだ ごうどん)さんがいますが、そちらも本名をもじった名前でドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演されていました。
新田真剣佑と父との不仲説は本当なのか?
真剣佑さんは本姓である「前田」を選ばなかった。
そこに、親子の確執や不仲が流れる原因があります。新田真剣佑さんの生い立ちはやや複雑です。
一人目の妻:野際 陽子(1973年 – 1994年)真瀬 樹里
二人目の妻:前田 玉美(1996年 – 2015年)真剣佑、郷敦
現在は故人となってしまった野際陽子さんとの間に異母姉が一人、そして真剣佑さんの母親である玉美さんとは2015年に離婚。
そして信じられないことに千葉真一さん、不倫をスクープされてしまいます。
その離婚調停中に76歳の千葉真一さんが22歳の大学生と・・・報じられたこのニュースには世間はもとより家族をも失望させたはずです。それとも奔放すぎるところもスターの条件なのでしょうか。
真剣佑さんはインタビューでも父のことを「バケモノ、モンスター」と冗談交じりに呼んでいますが、あながちそれは冗談じゃなく本心が混じっているのかもしれませんね。