歌舞伎俳優の喜多村緑郎さんと女優の鈴木杏樹さんの不倫スキャンダルを週刊文春が報じています。
「俳優・喜多村緑郎」ってどんな人?言われてもピンと来ない人も多いハズ。喜多村緑郎さんと妻であり元タカラジェンヌの貴城けいさんとの夫婦関係も気になるところです。
というわけで、不倫相手として注目されてしまった喜多村緑郎さんの生い立ちと経歴・顔画像についてと、嫁の貴城けいさんとは不仲だったのかについてまとめました。
喜多村緑郎の経歴とプロフィール
[box02 title=”喜多村緑郎のプロフィール”]
- 芸名:二代目 喜多村 緑郎(にだいめ きたむら ろくろう)
- 本名:神田 和幸(かんだ かずゆき)
- 生年月日:1969年1月6日(51歳)
- 出身地:新潟県
- 血液型:A型
- 身長:183㎝
- 所属:松竹エンタテイメント
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喜多村緑郎さんは幼い頃に拾の妹さんを病気で亡くされ悲嘆に暮れていたところ、母親から「国立劇場九期歌舞伎俳優」を受けるよう勧められて歌舞伎役者の世界に足を踏み入れました。
その当時の生活は決して豊かではなく、寿司店でアルバイトをしながら歌舞伎の稽古に勤しむ毎日だったそうです。
喜多村緑郎さんはこれまでに何度か名前を改名しており、
- 1988年 神田和幸(本名)を名乗り、歌舞伎座で「仮名手本忠臣蔵」でデビュー
- 同年7月 四代目市川段四郎に入門し「市川段治郎」を襲名
- 1994年 三代目市川猿之助に入門
- 2011年 二代目市川月乃助を襲名
- 2016年 劇団新派に入団し、「二代目 喜多村緑郎」を襲名
現在の名前「喜多村緑郎」を襲名したのは2016年1月「劇団新派」に入ってからと割と最近のことだったんですね。
歌舞伎の世界は世襲制とは言われますが、喜多村緑郎さんのように弟子入して修行を積んだ後に襲名する、という流れも割と最近は珍しくないようです。
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舞台役者・歌舞伎俳優として活躍していた喜多村緑郎
喜多村緑郎さんは、「歌舞伎役者」という枠にとらわれることなく、朗読劇・日本舞踊・西洋舞踊・新劇・テレビ時代劇に至るまで、役者というカテゴリーで幅広く活動しています。
歌舞伎芸に対して、現在喜多村緑郎さんが所属している「新派」という流派は、“旧劇”である歌舞伎をベースに現代劇をテーマとする“新劇派”として、既存の伝統にとらわれない試みに果敢にチャレンジしています。
2019年にはBSテレ東 土曜ドラマ9 の「やじ×きた 元祖東海道中膝栗毛」にもスポットで出演しています。市川猿之助さんや尾上松也さんが月9ドラマに出ていたこともあり、歌舞伎役者がテレビドラマに出るのも最近は珍しくなくなりましたね。
喜多村緑郎と嫁・貴城けいの馴れ初めも舞台
[box01 title=”貴城けいのプロフィール”]
- 名前:貴城けい
- 本名:神田 理絵(かんだ りえ)(旧姓:都築)
- 生年月日:1974年5月22日(45歳)
- 出身地:東京都世田谷区
- 血液型:O型
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5歳年下のタカラジェンヌの妻・貴城けいさんとの出会いも舞台でした。
二人が初共演したのは2007年の舞台「愛、時を超えて 〜関ケ原異聞〜」です。この頃喜多村緑郎さんは市川段治郎を名乗っていました。
元宝塚宙組のトップスターだった貴城けいさんはちょうどこの年に宝塚を引退。ちなみにこの舞台では「出雲の阿国に転生したドラキュラ」というなかなかぶっ飛んだ役柄を演じています。
ただこのときはまだ二人は恋愛関係に発展せず。
二人はその5年後の朗読劇「武士の尾」で再び共演して関係が深まり、2013年1月27日に婚姻届を提出し結婚されました。
このとき喜多村緑郎さんは44歳、貴城けいさんは38歳でした。二人は交際4ヶ月のスピード婚で、子供は現在もいません。
ちなみに奇遇ですが、鈴木杏樹さんも外科医の山形基夫さんと交際4ヶ月でスピード婚されています。同じく子供はできませんでした。
こういった些細な共通点に、喜多村緑郎さんと鈴木杏樹さんは運命的なものを感じ取っていたのかもしれません。
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二人の夫婦関係は不仲だった?
こんな美人な嫁がいるのに不倫に走ってしまった喜多村緑郎さん。二人の関係は冷え切っていたのでしょうか?
二人の関係を知る情報の一つとして、2018年に夫婦共演した「怪人二十面相 ~黒蜥蜴 二の替わり~」という作品があります。
「役者たるもの、口を開けてお仕事が飛び込むのを待つよりも、自分たちで掴み取る姿勢を見せたい」
という意気込みで自主公演を企画した喜多村緑郎さんでしたが、当時公演について「ものすごく困っていた」喜多村緑郎さんからのダメ元の出演の誘いに、「迷いに迷ったけど、ちょっとでも力になれたらと思って」と共演を承諾した貴城けいさん。
自主公演は資金面はもちろん、キャスティングや動員計画もすべて自分たちでやる大掛かりな仕事になるため、カリスマ性と実力を兼ね備えた貴城けいさんの助力は大きかったはず。また、貴城けいさん自身も喜多村緑郎さんに対して、
- 成功しないと家計に響くので切羽詰まっている
- 主人の芸は好きで惚れている
- この舞台出演を通して惚れ直した
と夫婦仲の良さを見せており、どうも不仲であるようなエピソードが見当たりません。
舞台稽古無事???😅
終わりました💦
サンシャイン劇場でお待ちしてます!#怪人二十面相 #喜多村緑郎 #貴城けい #貴城けいファンにはたまらない舞台ではないかと思います pic.twitter.com/WloggBJ8KC— 喜多村緑郎 (@1969Tuki) March 29, 2018
貴城けいさん自身、宝塚を引退後も舞台女優として現役バリバリのスターであり、お互いに忙しくてなかなかプライベートの時間を共有できない、というジレンマはあったかもしれません。
また、二人の間に子供ができなかったのは、結婚当初すでに貴城けいさんが38歳と高齢出産の段階だったことから、不妊治療のチャレンジの結果、現在に至るという可能性もありますが、これは邪推に過ぎません。
同じく50歳の鈴木杏樹さんに喜多村緑郎さんが惹かれた理由は子供が欲しかったわけでもなく、家庭に不満があったわけでも無いように思えるんですよね。
喜多村緑郎と鈴木杏樹はなぜ不倫関係に?
今回不倫が報じられた鈴木杏樹さんと喜多村緑郎さんは同じ1969年生まれで同じ年だったんですね。
嫁の貴城けいさんは1974年生まれなので5歳年下。年下の若い女性との不倫、というパターンはよくある光景ですが、「嫁よりも年上の女性と不倫」というケースは稀のような気もします。
二人は舞台「道頓堀ものがたり」を通じて関係が深まったそうですが、清純派で年齢を感じさせない抜群な美人である鈴木杏樹さんは、未亡人でもあり苦労人ながら笑顔の絶えない素敵な女性。しかも未亡人で独身。
“デキ婚”でもなく、4ヶ月という短期間でスピード婚してしまう二人の結婚観や、20歳でイギリスで歌手デビューしてしまう破天荒な鈴木杏樹さんの経歴、「患者と医者」という禁忌を犯しても理想を追求する力強い生き方に、強烈に惹かれたのではないでしょうか。
奥さんも元宝塚のトップスターで超美人でありながら、私生活のエピソードがあまり語られていないところが気にかかりますが、週刊文春の記者が不倫の件を貴城けいさんに伝えた際、
「人生を…返してほしい」
と嗚咽しながら言葉を放ったそうです。個人的には「疑い」というよりは「裏切り」に対する怒りを感じるセンテンスですが、真相は近く語られることでしょう。