俳優・きたろうさんの息子で二世俳優の古関昇悟さん。
古関さんの趣味なのか、はたまたライフワークなのか、手作りの『桑野人形』のあまりのキモさに“闇が深すぎて怖い”と感じてしまった僕。
古関昇悟さんの手作り人形“桑野”とはいったいなんなんだろう。
どんなメッセージが込められているんだろう・・・?
謎過ぎたので色々調べてみたら、インスタにアップされているイラストも中々にキモ怖だったので、勇気を出して紹介します。
古関昇悟の桑野人形がヤバイ!怖い!

いきなりドアップで驚かせてしまってすまない、桑野だ
はじめに断っておくと、古関昇悟さんは俳優でありながら、イラストやグラフィカルアート、舞台演出までこなす「クリエイター」であるということ。
恐怖の人形“桑野”は、その創作の過程に生まれた被写体の一つであり、作品なのだと僕は思っています。
そして古関昇悟さんは桑野とともに東京周辺を散歩しているようなのです。
桑野は街のどんなところに姿を現しているのでしょうか。
その行方を追ってみます。
丘の上に桑野
古関昇悟さんの運営するブログに、「桑野」と題された記事がいくつかあります。
それは、日常風景の中に人形を溶け込ませる目的で撮られた写真が多数アップされているのですが・・・

まずは桑野人形を遠目から・・・
うつむき加減で、こぶしを握って立ち尽くす小さな男、桑野。
大丈夫、まだ大丈夫。この距離なら怖くない。
住宅街の道端で出逢う桑野
あっ、ちょっとこわい
塀を背に、街路に立つ桑野。誰を待っているんだ。
住宅街を歩いてて“これ”に遭遇したら間違いなく心拍数が上がるヤバイヤツだ。
そして速足で立ち去ると思う。背中を向けて。一目散に。
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空と海と時々桑野
桑野は人形だけど海でたそがれたり日焼けを楽しんだりもする。
違和感と興味本位で指を差す子供たちも、やがて後ずさりながらその場を去る。
もはや僕にとって桑野は、“日常に潜む違和感”をテーマとした何かの実験なのではないかと思えてくる。
立ち入り禁止そうな場所と桑野の親和性
ここから少しずつホラー感が増すので注意してほしい。
工事現場に立つ桑野。怖い。
背後の外壁のサビ感が何か不吉なものを予感させるのは気のせいだろうか。頼むから前かがみでうつむくのだけはやめて欲しい。怖いから。
暗闇から桑野
こえぇよ。
問答無用で怖い。ふと目をやった先にこんな光景が広がっていたらあなたはどう思うだろうか。怖すぎる。
僕ならこれを見たその日から、周辺1km以内には近づかない努力を始める。
隙間から桑野
「ちょうどよさそうな隙間があったので」
そんな作者の意図が聞こえてくるようである。
壁に頭をもたれて、桑野の内面に秘めた苦悩や「なぜ理解されないんだ・・」という悲しみが聞こえてくる、その前に僕ならダッシュで逃げると思う。
もちろん、インスタ用に写真を一枚撮ってから。
桑野に出会ってしまった人の反応
動く桑野。というか動かされる桑野。
遠目で見る分にはまだいいけど、近くで見る桑野の、やけに不完全なリアル感におののく。
桑野をのぞき込む親子は、しかし桑野に覗かれているとも言えるだろう。
怖い。若干内斜視の顔貌もそうだが、笑っているのか怒っているのかわからない表情も怖い。頭髪の生え際すら怖い。
父親の手を強く握りしめ、呆然と立ちすくむ少女の表情には怯えが読み取れる。
桑野に出会えば、大人の僕らだってきっと同じ顔をしているに違いない。
無駄に長編の桑野動画を見つけてしまった。しかも長い。
勇気のある方はぜひ。
kuwano from Yellow Olla Plan on Vimeo.
閲覧注意。
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古関昇悟のインスタのイラストも狂気のキモさ…
クリエイター古関昇悟の活動範囲は広く、ブログメディアはもちろん、ツイッターやインスタグラムなど、様々な場所でその作品を見ることができる。
中でも脅威を感じたのはインスタグラム。
この「いきもの」は何なんだ・・・人なのか象なのか。
ぱっとヒンドゥー教の神ガネーシャが頭に浮かんだが、すぐに消えた。
ガネーシャの華やかな神秘性は感じられない。
だってガネーシャはこんなぽっちゃりおじさんじゃないし、
鼻から謎の液体を流してはいない。
なんかどのイラストを見ても「鼻から液体を流して」いる。
なぜなんだ。なぜぽっちゃり体系でおじさん顔なんだ。
なぜ絵が無駄にうまいんだ。
最後は地面に穴を掘り鼻から流れ出す謎の液体の“風呂”を自ら作り出し、のんびり空を仰いで浸かる、という謎END。
もの凄い枚数でこの謎の「鼻長いおじさん」のショートストーリーを紡ぐアーティスト古関昇悟の意図がわからない。
だけど、なぜか気になって最後まで見てしまう。
古関昇悟のポエムから読み解く桑野(閲覧注意)
運良く僕は、「桑野とはなんであるか」を作者が解説する一文を発見することができた。
製作者が自身のブログで語った桑野のアイデンティティ。
桑野をみて、泣いて震えた9歳の女の子がいた。
彼女は今の所、もう一度桑野を見ようとしない。すべての出会いというのはもしかしたらそれぐらい劇的なものなんじゃないか。誰と出会ってもいちいち泣いたり震えてたりしたら身体がもたないから、人は淘汰してきたんではないか。当たり前のことが当たり前じゃないのが、彼らの世界だ。当たり前なことは、いつでも親戚のやさしいおじさんのような顔で首を長くして待っている。だから鼻からは常に色つきの液体が流れる。男子便所の便器を見ているように。おじさんのところへ行った帰り道、桑野と出会うかもしれないから。
怖い。
もはや何を言っているのかわからないが、視界に入る違和感が、どのようにして記憶から消去されるかを解説しているものだと僕は受け取った。
でも後半は全くわからない。狂気の一文だ。
その一文とともに添えられている画像の生々しさたるや、掲載したことでこのブログが凍結されやしないかとヒヤヒヤするレベルでヤバイものだ。
もしこのブログが閉鎖されたら「あぁ、桑野にやられたんだな」と思って欲しい。
勇気をもって画像をシェアする。怖くなったらすぐ戻って欲しい。
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古関昇悟のプロフィール
- 本名:古関 昇悟(こせき しょうご)
- 旧芸名:北川 昇吾(きたがわ しょうご)
- 生年月日:1978年10月23日
- 身長:169cm
- 出身地:東京都
- 所属事務所:ASH&Dコーポレーション
俳優・きたろうさんの子にして、現在は同じ事務所に所属していて、古関昇悟自身も俳優としてタレント名鑑に名を連ねている。

古関昇悟は実は絵がめっちゃうまい
しかし、世に言う俳優とは毛色が異なり、企画・制作・脚本・演出を手掛け、絵画製作・ライブDJなど多彩な才能を発揮するクリエイター&プロデューサーと呼ぶにふさわしいかもしれない。
まったく喜ばれなかったプレゼント pic.twitter.com/AV5FTXrIma
— 古関昇悟 (@shogokitagawa) 2018年4月25日
・・・きっと並の凡人とは思考回路が異なっているのかもしれない。キャラ強め。
今後、思わぬところで大注目を浴びそうな・・・そんな予感がしている。
でも桑野は封印してほしい。
だって怖すぎるから。