吉本興業氏の取締役会長の大崎洋さんは、まだ無名だったダウンタウンを発掘し育てた初代マネージャーです。
若い頃からダウンタウンとは常に行動を共にし、売れっ子となっても番組で共演する両者の関係を、松本人志さんは「兄貴」と呼んで親しんでいます。
吉本入社前は“サーファー”だった大崎洋さんが、どうやって社長・会長まで上り詰めたのか、その経歴や意外な年収についてご紹介します!
吉本興業会長大崎洋の経歴について
[box04 title=”大崎洋会長の学歴”]
生年月日:1953年7月28日
出身:大阪府堺市出身
高校:大阪府立泉北高等学校(偏差値60〜61)
学歴:関西大学社会学部卒業(偏差値57〜60)
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吉本興業に入社する前はサーファーだった大崎洋さん。
大学卒業して吉本興業に入社した理由は「私服で通勤できるから」というライトな動機だっことに驚きです。
現在も色黒なのはサーフィンとゴルフのせいかもしれませんね。
[box04 title=”大崎洋会長の経歴”]
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入社当初はかなり優位感じで仕事をしていた大崎洋さん。同僚と徹夜で麻雀に明け暮れることも日常茶飯事だったそうです。
それが、麻雀で負けがかさんだある日、「絶対に出世する!」と窓から叫んだ事をキッカケに、人生が変わったというエピソードがあります。
徹夜と負け続きのテンションでやった事とはいえ、その宣言が実際に達成されるって凄いことですよね。
吉本興業の会長・大崎洋の年収は?
ところで気になる吉本興業会長取締役・大崎洋さんの年収が凄いのではないか、という噂があります。
「吉本興業の芸人の給料は1万円から10億円」と公言している大崎洋さんですが、(実際は1万円を切る芸人も多数所属していると思いますが)このコメントは“芸人”に対してのことだと考えられます。
吉本興業は以前は上場企業でしたが、2015年に上場を廃止、資本金を125億円から1億円へ減らしています。
会社を中小企業化し身軽にすることで、アジアを始め世界戦略に向けた資金に充てていくという戦略に基づいた経営判断だったようです。
大崎洋会長は10億ももらっていない説
株式上場をやめる、ということは、一株あたりの配当金を受け取る権利も消失するということなので、「UNIQLO」のファーストリテイリングの柳井社長(2010年推定配当金65億)、ソフトバンク損社長(100億円)といった莫大な報酬は得ていないでしょう。
役員報酬や給料で数億もの報酬を受け取る場合、仮に10億の報酬を受け取ったとしても税金で50%近く持っていかれてしまうので、経費だけがかさむ形となり、経営上無駄でしかありませんよね。
よって、大崎洋会長多くても1億~2億円(それでも多いですが)、ネットで噂されるほど多くの報酬は受け取っていないのではないでしょうか。
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吉本興業会長大崎洋とダウンタウンとの関係は?
大崎洋さんのマネージャー時代、まだ駆け出しだったダウンタウンと3人で力を合わせ、一緒にネタを考えたり、業界のイロハを教えたりと、マネージャーと芸人の垣根を超えた関係だったようで、その時から松本人志さんは大崎洋さんを「アニキ」と慕っています。
当時大阪で小さな成功を収めていたダウンタウンを無理やり東京に進出させ、さらなる人気を勝ち取ったのもこの大崎洋さんの立案であり、紛れも無い「ダウンタウンの育ての親」としてその手腕は高く評価されたことが、出世の契機となったことは疑いの余地がありません。
大崎洋と松本人志が交わした約束とは
大崎洋さんと松本人志さんはかつて、二人だけの約束を交わしていたというエピソードが残っています。あるスポーツジムに二人で通っていた頃、プールでこんなやりとりがあったそうです。
俺が端から端まで息継ぎしないで泳げたら、これから先お前がどれだけ売れても、俺の言うこと1つだけ聞いてくれ。
ダウンタウンがまだ売れる前の出来事だそうですが、当時松本人志さんは訳も分からないままそれを承諾。
元々サーファーで泳ぎが得意だった大崎洋さんは見事25mプールを息継ぎ無しで泳ぎ切り、約束を勝ち取ったそうです。
その約束はすでに行使されたそうですが、噂によるとそれは「俺禁煙するから、お前も禁煙しろ」という内容だったそう。
松本人志さんは最近でも少し前まではテレビ番組内でタバコを吸っていたシーンが流れていた記憶がありますが…真相は二人にしかわからないことなのかもしれません。
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吉本芸人の闇営業について大崎洋の経営方針に賛否が
宮迫博之さん・田村亮さんら吉本所属芸人の「闇営業問題」が注目される中、吉本興業の最高責任者である取締役会長の大崎洋さんの「ギャラが安いことと、犯罪を犯すことは何の関係もない」という発言が波紋を呼んでいます。
今回の闇営業問題は間違いなく犯罪行為ではないはずなのですが、吉本興業の取締役会長である大崎洋さんの認識は現場を生きる芸人たちと大きくかけ離れていることに、経営手腕が問われる声も上がっているようです。
会長は現在のやり方を変えるつもりはないとの意向
週刊誌のインタビューで、大崎洋さんは、吉本芸人との雇用契約やギャラの配分について、一切変えるつもりはない、と明言しています。
「プロとして舞台に立ったんだから、1円でも払ってあげようという意味での250円。250円もらえてよかったなと、ぼくは思う」
「月に30万円払ってやるからがんばれよ、というやり方は、本当の芸人を育てるやり方とは思えない。吉本のいまのやり方を、変えるつもりはありません」
もっとも、芸人に限らず、ドラマで活躍している俳優や、バラエティータレントについても、事務所との契約形態はじつはほとんどが「専属実演家契約」である場合が多いのですが、問題はその契約を口頭でやっているということですね。
現に、多くの吉本芸人たちは「口頭でも言われたことはない」と言った言わないの論争になってしまっており、手法を改める必要性は急務であると考えるのが普通なのかもしれません。