子役の時代からそのルックスと演技力の高さに定評がある、女優の杉咲花さん。
家族や両親などの生い立ちを探ると、父親は元レベッカのギター“シャケ”、母親はアニメ「マクロス」の歌手と、芸能人親子の間に生まれていたことに驚きます。
「親は母親だけ」
「ずっとふたりで暮らしてきた」
杉咲花さんの家族には腹違いの弟さんもいるようで、テレビで見せる明るい笑顔とは裏腹に生い立ちや家族事情が結構衝撃でした。
というわけで、杉咲花さんの両親や弟との複雑な家族構成について詳細をまとめました。
両親は2歳で離婚。母子家庭で育った杉咲花
娘の杉咲花さんと母親のチエ・カジウラさんのツーショット。
鼻の形や口元は母親似なのかもしれませんね!この母にしてこの娘あり、といった感じで、杉咲花さんが幼い頃から大人っぽい表情を見せる理由が少しわかったような気がします。
2019年2月のチエ・カジウラさんのインスタグラムでは、親子仲良く食事を楽しむ写真がアップされていて、チエさんのインスタグラムでは他にも、母娘仲の良さを感じさせる画像が多数見受けられます。
娘の杉咲花さんが母親のチエさんに送った「ママ、いつもありがとう」というケーキの文字にほっこりしますが、テレビで見る以上に素敵な笑顔が印象的ですね。
ちなみに杉咲花さんの母親カジウラ・チエさんは、娘の杉咲花さんが幼稚園時代の発表会『ジャックと豆の木』で見せた演技の素質を見抜き、“この子は演技をさせるべきだ”と直感したそうです。
「初めて演技を経験したのは、幼稚園の発表会で披露した『ジャックと豆の木』でした。それを見たお母さんが“この子には演技をさせるべき”と思ったんだとか。母子家庭でも娘に寂しい思いをさせないよう“お母さんは花のお父さんでもあり、お兄ちゃんでも、お姉ちゃんでもある。なんにでもなるから”と話したこともあったそうですよ。
いろいろな習い事をさせたようで、その中でも書道はそうとうな腕前のよう」
引用:ライブドアニュース
音楽の仕事をしながらも母親として、プロデューサーとしての役目も全うしたチエさん。
父親でもあり、兄弟でもある特別な存在として応援し続けたからこそ、二人は大人になってもお互いをリスペクトし合える親子関係を築けたのでしょうね。
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杉咲花の母親は歌手のチエ・カジウラ
[box01 title=”杉咲花の母親ってこんな人”]
名前:カジウラ チエ
生年月日:7月25日(生年不詳)
出身:東京都
職業:歌手、キャンドルアーティスト
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杉咲花さんは本名非公開ですが、
- 旧芸名を「梶浦 花」という名前で活動していた時期もあった
- 母親の名前が「カジウラ」という姓である
ということから、それが本名なのかも知れません。
チエ・カジウラさんは年齢は非公開ですが、杉咲花さんが1997年生まれなので、現在40代中盤~後半くらいではないかと思われます。
チエ・カジウラはアニメ「マクロス」の劇中歌手だった
チエ・カジウラさんは、1995年にスピードスターからデビューした歌手です。
歌手活動に先駆けて、アニメ「マクロス7」の劇中バンドである「Fire Bomber」のボーカル「ミレーヌ」役を務め作詞も担当しています。
見た目以上にクリアで可愛らしい声が印象的なチエ・カジウラさんの歌声は必聴です。
特に、アラフォー世代でマクロスを知る世代の人にとっては懐かしい声かもしれませんね。
チエ・カジウラの若い頃の画像がこれ
結構イケイケなビジュアルで売り出していた若かりし頃のチエ・カジウラさん。
チエ・カジウラさんはマクロス7以外に、ソロでも歌手活動をしており、1995年にセールスされた「・・・だけどベイビー!!」はオリコン初登場で15位というヒット。
その後も多数の楽曲を発表しましたが、ユニットの音楽性の不一致を理由に活動を休止しています。
2004年以降は新たなグループを結成したり、ソロでの歌手活動を続けるかたわら、洗足音楽学校でボーカルの講師としても活動しています。
そしてチエ・カジウラさんには、ミュージシャン以外の顔もありました。
チエ・カジウラは現在は歌手兼キャンドルアーティスト
チエ・カジウラさんのクリエイティブな才能は、作詞・作曲、歌唱活動にとどまらず、自身のインスタグラムでは数多くのキャンドルアート作品を見ることができます。
中には、杉咲花さんの幼少期の画像や、「花とお揃いのiPhoneケースを買った」といった親子仲が覗けるような発信も少なくありません。
杉咲花の父親は元レベッカの“シャケ”木暮武彦
[box02 title=”杉咲花の父親ってこんな人”]
名前:木暮 武彦(こぐれ たけひこ)
旧名:シャケ(レベッカ時代)
生年月日:1960年3月8日(53歳)
出身:東京都杉並区
職業:ミュージシャン、ギタリスト
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杉咲花さんの父親は、ロックギタリストの木暮武彦さんです。若い頃の写真からはどことなく、L’Arc~en~CielのHydeさんを思わせるようなイケメンに見えます。
「“伝説のバンド”レベッカのリーダーで、ギタリストの木暮武彦です。レベッカを85年に脱退後、86年にRED WARRIORSの一員として再デビュー。90年に同じレベッカのボーカル、NOKKOと結婚しました。ところが、93年に2人は離婚。その後、カジウラと再婚し、97年に杉咲が生まれたのです」(事務所関係者)
引用:ライブドアニュース
でもシャケって名前、いくらなんでも個性的すぎませんか。(鮭)
特に目元が杉咲花さんに似て涼しげで力強さを感じますね。どちらかというと杉咲花さんは父親似ですね!
さて、かつて1980年代のJ-POP業界を席巻したロックバンド「レベッカ」。アラサーフォー世代の人なら知らない人はいないでしょう。
中でも代表曲『フレンズ』は30年以上経っても色褪せない名曲。
このレベッカ結成時の中心人物でありリーダーの“シャケ”と呼ばれていたのが杉咲花さんの父親なんです。
歌が始まるのは1:18~頃から。
当時女性ボーカルのロックバンドは珍しい存在でしたが、リアルなバンドサウンドとボーカル・NOKKOの圧倒的歌唱力は多くのファンを生み出し、現在も伝説的な存在となっています。
残念なことに、「フレンズ」が発表されたのが1985年10月、木暮武彦さんがレベッカを脱退したのが1985年1月だったため、この名曲に木暮武彦さんは直接携わってません。
木暮武彦の初婚はレベッカのNOKKOだった
“シャケ”こと木暮武彦さんはその後1986年に「RED WARRIORS」のギターとして再デビューします。
ダイヤモンドユカイさんで有名なあのバンドですね。残念ながらこのバンドも3年後の1989年に解散してしまうのですが・・・。
その後、木暮武彦さんはレベッカのボーカル「NOKKO」さんと1990年に結婚し、1993年に離婚。二人の間に子供はできなかったようです。3年、というのが木暮武彦さんの転機のキーワードなのでしょうか。
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木暮武彦とチエ・カジウラは結婚3年でスピード離婚
1996年、何の前触れもなく、“シャケ”木暮武彦さんは歌手のチエ・カジウラさんと結婚されています。
二人の出会いや馴れ初めは明かされていません。
お互いに同じ音楽業界で活躍するミュージシャン同士、顔を合わせる機会があったのかも知れませんね。
ただ、惑星の公転のごとく「3年周期」で転換点を迎えることが多い木暮武彦さん。
1993年に元嫁のNOKKOさんと離婚した3年後の1996年に出会い、その年に電撃結婚されたのではないかと推測できますね。
二人が結婚した1年後の1997年、杉咲花さんが誕生。
しかし再びその“3年後”の2000年、木暮武彦さんとチエ・カジウラさんは離婚。杉咲花さんが3歳の頃でした。
- レベッカの活動期間
- RED WARRIORSの活動期間
- チエさんと杉咲花さんとの家庭
これら全てが始まって3年で終結している事実から、「熱しやすく冷めやすい」木暮武彦さんの性格がにじみ出ているようにも思えます。
木暮武彦さんはその後2004年に一般人の女性と再婚されました。
一方でチエ・カジウラさんはこの離婚の後再婚はせず、母の手一つで娘を育て上げています。母子の絆の強さは言うまでもありません。
杉咲花には腹違いの弟がいて家庭事情は複雑の模様
木暮武彦さんは2004年に一般人女性と再再婚し、現在は息子さんがいるようです。
杉咲花さんの異母弟という関係ですが、どうやら杉咲花さんとはまったく家族間の交流はないようですね。
それがわかるエピソードが1つあります。
杉咲花さんが過去に出演した番組「A-stadio」では、
「親は母親だけ」
「ずっとふたりで暮らしてきた」
と語られていました。
これが杉咲花さんの家庭環境の全てを物語っていると感じます。
離婚後の両親には特に接点はなく、木暮武彦さんは杉咲花さんに対して父親らしいことはほとんどしてやれなかったのかもしれません。
とういうことは、杉咲花さん自信は2歳頃からずっとチエさんとの二人家族。
木暮武彦さんには「血の繋がり」以上の感情を持てないのも無理はないのかもしれません。