「楽器を持たないパンクバンド」として人気のアイドルグループ「BiSH」。
独特過ぎる名前の意味や由来や、謎の担当が気になりますが、「独特過ぎて名前と顔が一致しない」という声も多いようです。
最近では本名も徐々に明らかになってきているようなので、メンバーのプロフィールをできるだけわかりやすく年齢順にまとめてみました。
BiSHってどんなアイドル?年齢順は?
「Brand-new idol SHiT(新生クソアイドル)=“BiSH”」というコンセプトをベースに、2019年に解散してしまったアイドル「BiS」のプロデューサー・渡辺淳之介氏が手掛けたアイドルプロジェクト、それが「BiSH」です。
2015年に結成され、初期メンバー5人から「ユカコラブデラックス」「ハグ・ミィ」の脱退と入れ替えを経て、現在の6人体制へ。
BiSHはメンバーの独創的な名前と担当は「一度じゃ覚えられない」ややこしさ。
[box05 title=”BiSHのメンバー”]
- ハシヤスメ・アツコ 担当:メガネ
- セントチヒロ・チッチ 担当:見た目は真面目、中身は悪女 これでも彼氏は2人まで
- モモコグミカンパニー 担当:あまのじゃく
- アイナ・ジ・エンド 担当:おくりびと
- リンリン 担当:無口
- アユニ・D 担当:僕の妹がこんなに可愛いわけがない
[/box05]
メンバーの担当は「半分わかりやすく、半分わかりにくい」という感じですね。まずこれを全部暗記できたら、BiSHのファンを名乗れる登竜門なのかもしれません。
BiSHメンバーを年齢順に並べてみた
BiSHメンバーを年齢順に並べるとこうなります。
[box05 title=”BiSHのメンバー”]
- アユニ・D 1999年10月12日(20歳)
- リンリン 1998年3月9日(22歳)
- モモコグミカンパニー 1994年9月4日(25歳)
- アイナ・ジ・エンド 1994年12月27日(25歳)
- セントチヒロ・チッチ 1993年5月8日(27歳)
- ハシヤスメ・アツコ 1990年9月27日(29歳)
[/box05]
余談ですが、今やバラエティ番組で引っ張りだこの「ファーストサマーウイカ」さんが所属していたユニット「BILLIE IDLE®」(2019年12月に解散)も、プロデューサーの渡辺淳之介氏が手掛けたものです。
この“わかりにくさ、独創的”なネーミングセンスは戦略の一部であることがわかります。
この動画ではBiSHが並み居るアイドルを押しのけて、現在大注目を浴びている理由の一端を見ることが出来ます。
「どーせアイドルっていっても…」と思われるかもしれませんが、パフォーマンス、意外性、熱量ともに圧倒されます。一見の価値アリアリです!
ちなみにBiSHメンバー現在の人気順はこんな感じ
各サイトの評価や、SNSのハッシュタグ総数の統計を比較して並べてみると、現在の人気順はこんな感じになっているようです。
- アイナ・ジ・エンド
- セントチヒロ・チッチ
- アユニ・D
- モモコグミカンパニー
- ハシヤスメ・アツコ
- リンリン
首位のアイナ・ジ・エンドはやはり歌唱力の評価もあって圧倒的です。2番手はメインボーカルのセントチヒロ・チッチ。3番手のアユニ・Dは途中加入ながら妹キャラが人気で急上昇しています。
それぞれに人気があるとはいえ、モモコグミカンパニーは作詞担当として重要なポストであり、ハシヤスメ・アツコはお笑いメガネ担当の箸休めとして欠かせない存在。無口担当のリンリンは騒がしいメンバーとのギャップとステージパフォーマンスで強烈な個性を放っています。
一人も欠かすことの出来ない超・個性派集団、それがBiSHの魅力の一つです!
続いては、メンバーのプロフィールを年齢順に並べて紹介していきます!
[the_ad id=”952″]
BiSHメンバー若い順①アユニ・D 20歳
[box01 title=”アユニ・Dのプロフィール”]
- 名前:アユニ・D(本名:伊藤 亜由子 説が濃厚)
- 出身:北海道札幌市
- 生年月日:1999年10月12日(20歳)
- 身長:161cm
- イメージカラー:白
- 担当:「僕の妹がこんなに可愛いわけがない」
[/box01]
2016年8月に加入した最年少新メンバーとして現在BiSHでも注目を浴びているアユニ・Dは、高校2年生でBiSHのオーディションを受け、メンバーの座を勝ち取っています。
もともとアイドル経験ゼロのアユニ・Dですが、BiSHのオーディションに合格後1週間で高校を中退して札幌から上京したというエピソードの真偽の程は定かでないにせよ、アユニ・Dのアイドルに対する本気度を物語っているような気がします。
アユニ・Dって汗びちゃ枠だったのかええやんけ pic.twitter.com/HJ0awGTfsF
— knsk0328 (@nnsk0328) November 2, 2019
「アユニ・D 汗」で検索する人がいるほど、アユニ・Dはとても汗っかき。それが彼女を応援したくなる理由の一つかもしれません。
グループ最年少の新人メンバーですが、そのキュートな歌声とルックスは多くのファンの心を鷲掴みにしているようです。
アユニ・Dの名前の由来は?
アユニ・Dの名前の由来については今ひとつ謎が多く、本名と言われる「アユコ」からとったネーミングという説にはある程度の説得力を感じます。
「D」が何のDなのかは「どさん子のD」「ドラえもんのD」と様々な憶測が飛び交いますが謎のままのようです。
そしてこの「D」は「ご当地D」とも呼ばれていて、ライブのたびに変わります。
- 「代官山」のD
- 「島根大学」のD
- 「のどぐろ」のD
- 「ずんだ」のD
- 「でかいでかい中野サンプラザ」のD
担当の「僕の妹がこんなに可愛いわけがない」は元々セントチヒロ・チッチが名乗っていたものでしたが、新加入したアユニ・Dに奪われています。容赦ない。
元ネタはライトノベルの「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」ですね。
BiSHメンバー若い順②リンリン 22歳
[box01 title=”リンリンのプロフィール”]
- 名前:リンリン(本名不明)
- 出身:静岡県沼津市
- 生年月日:1998年3月9日(22歳)
- 身長:158cm
- イメージカラー:ピンク
- 担当:無口
[/box01]
アユニ・Dに次いで若いメンバー、“無口”担当のリンリン。
無口担当なのとプロフィールが謎すぎて、最近まで中国出身の中国人と思われてきたリンリンですが、「静岡県沼津市」であることが判明しました。なお、出身大学は聖心女子大学説が濃厚です。
さわやか大好き👼👼👼🐄 pic.twitter.com/TBflLnx69y
— リンリン (@liNGliNG_BiSH) October 6, 2018
リンリンは中学時代にハロプロにハマり、アイドルグループ「スマイレージ」のオーディションに応募し落選した過去があります。
その後もFC2動画で「ぽいふる」名義で動画配信するなど、憧れの世界へのデビューを諦めなかった結果、2015年10月にBiSHにて念願のアイドルデビュー。
「ぽいふる」時代は可愛らしい“ハロプロ”アイドルのイメージだったリンリンですが、現在はファッションモデル顔負けのシャープでクールなオーラが全面に出ており、そのイメージからかイブ・サンローランのコレクション展でモデルを務めたことも。
ライブでは激しいシャウトを見せる反面、歌声は見かけによらずアニメ寄りで可愛らしい声というギャップも、ファンを確実に増やしている理由の一つでしょう。
リンリンの名前の由来は?
リンリンの名前の由来についてはまったく明かされておらず、「名前に“りん”」がついているからではないか」という想像に留まっています。
ハシヤスメ氏は👓とると誰かわからんくなるくらい美人。
アユニチチは音程合わすのうまい
リンリンの本名は小林りん説
BiSHの事でもめっちゃ話題でてた— 敬太 (@KEITA__BiSH) April 7, 2020
SNSでは「小林りん」という情報もありましたが出典が不明。おそらくファンの間で名前予想合戦が水面下で繰り広げられているのでしょう。
りんりんは「担当:無口」だけあって、インタビューで出演する番組では一言も喋らないこともあります。
あまりに喋らなすぎて「HEY!HEY!NEO!」ではダウンタウンの浜ちゃんにどつかれながらも、キャラを貫いた姿勢はファンから高い評価を得ていました。
でも、
ほんとは結構喋る子だと思います。この動画を見ると。
うんこさーん!
千葉からの札幌せんきゅーべりーまっち!🐜
色んな出会いがあって幸せが沢山見えて良かった😊 またどこかで!#優しいBiSH https://t.co/zZIC5XJRvE— リンリン (@liNGliNG_BiSH) November 7, 2019
無口、という前提だけに、喋るシーンを期待してしまう、喋ることに希少性を感じる=気になってしまう…。
という戦略的「無口」キャラのような気もしますが、作詞やファッションでは誰よりも雄弁に語っている姿も魅力的だと思います。
[the_ad id=”952″]
BiSHメンバー③モモコグミカンパニー 25歳
[box01 title=”モモコグミカンパニーのプロフィール”]
- 名前:モモコグミカンパニー(本名不明)
- 出身:東京都
- 生年月日:1994年9月4日(25歳)
- 身長:148cm
- イメージカラー:黄色
- 担当:あまのじゃく担当
[/box01]
BiSHの初期メンバーの一人で、国際基督教大学卒業(ICU、偏差値65)の高学歴アイドルであり、文学への造形も深いことからBiSHの多くの曲で作詞を担当しています。
身長148cmというメンバーいち小柄な体型とルックスでファンも多いながら、
ぼくちんライブ中にピザを食べることに成功しました
べろんちょ。あじゃした👻 pic.twitter.com/aDivLhnf7B— モモコグミカンパニー (@GUMi_BiSH) June 26, 2016
ライブ中にマイクを持たずひたすらピザを食べ続けてハシヤスメ・アツコに怒られるなど、自由で実験的な性格もまた人気の一つのようです。
ライターとしても活動しているモモコグミカンパニーは2018年、3年間のアイドル活動を自身の観点から掘り起こした「目を合わせるということ」というヒストリーブックを出版(重版あり)するなど、BiSHの個性をさらに際立たせる存在として欠かせないメンバーです。
モモコグミカンパニーの名前の由来は?
モモコグミカンパニーの名前の由来は、彼女が尊敬する作家「さくらももこ」さんが由来となっているようです。
小さい頃から「ちびまる子ちゃん」が大好きで、さくらももこさんに会うことを人生の目標に掲げていたことも。
残念ながら2018年にさくらももこさんは亡くなられてしまいましたが、その際も哀悼のメッセージを寄稿しています。
本名に関しては徹底した守秘義務によって現在もまだ謎のままです。
BiSHメンバー④アイナ・ジ・エンド 25歳
[box01 title=”アイナ・ジ・エンドのプロフィール”]
- 名前:アイナ・ジ・エンド(本名:飯谷 愛菜)
- 出身:大阪府豊中市
- 生年月日:1994年12月27日(25歳)
- 身長:159cm
- イメージカラー:赤
- 担当:おくりびと
[/box01]
BiSHのメインボーカル、アイナ・ジ・エンド。「楽器を持たないパンクバンド」においてアイナのハスキーボイスは欠かせない武器の一つで、湘南乃風の若旦那や氣志團の綾小路翔からも絶賛されています。
BiSH加入以前は「ITUKI&AINA」という二人組ユニットで活動していましたが、歌唱力の高さはアイドルの枠に収まるレベルではないことがわかります。
BiSHのダンスの振付も担当しているアイナは元バックダンサー出身。上京したての頃はお金がなさすぎて上野公園で野宿していた過去があると明かしています。
2016年12月に声帯結節の手術のため一時グループを離脱しましたが、2017年1月のライヴで無事に復帰を果たし、現在もグループの中心となって活躍しています。
アイナ・ジ・エンドの名前の由来は?
アイナ・ジ・エンドの名前については過去のインタビューで
「自分の名前を1回終わらせたらかっこいいと思って自分を終わらせました」
とコメントしており、「AINAを終わらせる=AINA+ジ・エンド」というネーミングに至ったようです。
以前「しゃべくり007」に出演した際、アイナ・ジ・エンドという名前に「まだ終わってないでしょ!」というツッコミが入りましたが、「AINA」という名前を終わらせるという背景に触れていれば、納得のネーミングだと理解されたはずです。
ちなみに「担当:おくりびと」というのもジ・エンドからの連想で決まったようです。
[the_ad id=”952″]
BiSHメンバー⑤セントチヒロ・チッチ 26歳
[box01 title=”セントチヒロ・チッチのプロフィール”]
- 名前:チッチ(旧名 蒼井ちひろ)
- 生年月日:1993年5月8日(26歳)
- 出身:東京都八王子市
- 身長:153cm
- メンバーカラー:青
- 担当:見た目は真面目、中身は悪女。これでも彼氏は2人まで
[/box01]
元はテレビ制作のディレクターになるため専門学校に通っていたというセントチヒロ・チッチ。BiSH加入前は「強がりセンセーション」というアイドルグループで「蒼井ちひろ」名義で活動していました。
メインボーカルのセントチヒロ・チッチはアイナ・ジ・エンドとともにBiSHのメインボーカルの一人。元々BiSHのキャプテンを務めていましたが、「ダイエット企画に失敗」したことを機に降格させられてしまいました。
チッチの報告からは血のかよった感じがしませんね。
キャプテンは降格していただきます。
沖縄ではいいましたが
挽回という二文字はありません。
強いていうなら逆転という二文字はあります。
非常に残念です。— BiSHオフィシャル (@BiSHidol) March 20, 2016
この2016年の「ダイエット企画」は賛否両論ありつつ、 現在もキャプテン不在のBiSHではありますが、アイナ・ジ・エンドを支える旧リーダーとしてセントチヒロ・チッチは重要なキーパーソンなことに変わりはありません。
セントチヒロ・チッチの名前の由来
「セントチヒロ」がジブリ映画の「千と千尋の神隠し」から取っていることはわかりますが、このアイデアはプロデューサーの渡辺淳之介氏の数ある提案の中の一つから選んだようです。
ただ、昔から「チッチ」と呼んで欲しかったという自身の願望を組み合わせて、「セントチヒロ・チッチ」という名前が誕生しています。苗字はともかく千尋は確定かと。
ちなみに担当の「見た目は真面目、中身は悪女。これでも彼氏は2人まで」という意味深なワードは、
「3人目からは愛が足りなくなって偏っちゃうので、2人までは愛せます。」
「どっちもちゃんと好きです。選べないだけで、2人好きになっちゃうんです。」
と過去のインタビューで語っていますが、もしかしたら過去の実体験に基づいたエピソードなのかもしれません。
[the_ad id=”952″]
BiSHメンバー⑤ハシヤスメ・アツコ 29歳
[box01 title=”ハシヤスメ・アツコのプロフィール”]
- 名前:ハシヤスメ・アツコ(旧名、倉本あおい)
- 出身:福岡県(東京都生まれ)
- 生年月日:1990年9月27日
- 身長:162cm
- イメージカラー:紫
- 担当:メガネ
[/box01]
高身長にメガネファッションという特徴で、メンバー最年長のハシヤスメ・アツコは、「担当 メガネ」というあえて変化球無しのストレートで勝負。
ハシヤスメ・アツコがセクシー担当と言われる理由は、推定Hカップと言われる豊満さが由来です。
「メガネを外したらBiSHメンバーをクビになる」と噂のハシヤスメ・アツコは「マサヒロマルヤマMM-0011/1」というブランドのメガネを2種類愛用していますが、5万円・8万円のそれらの費用はメンバーの割り勘だそう。
ちなみに地下アイドル「fleur(フルール)」で倉本あおい時代から、素顔については既に明らかになっています。一度落ちたオーディションにメガネをかけたら合格した、というエピソードはファンの間では有名な話ですね。
ハシヤスメ・アツコの名前の由来は?
「ちょっとしたオカズじゃなくてメインディッシュになりたーい!」
という雄叫びから分かる通り、メインというよりは文字通り「箸休め=お笑い」というポジションを期待されているハシヤスメ・アツコ。
アツコが本名かどうかはわかりませんが、「ハシヤスメ」という単語選びの秀逸さは、プロデューサーの渡辺淳之介氏の提案によるものだと考えられます。
ちなみにもう一つの候補は「トリアエズ・アツコ」だそう。ネーミングによるインパクトよりも、本人の個性で十分に推せると考えたのかもしれません。