北朝鮮の金正恩氏には影武者がいると噂されています。しかも15人も。
独裁国家のトップとして命を狙われる立場上、そして父・金正日にも60人の影武者を養成していたという噂を踏まえると、何だか納得できる数字です。
変な髪型・ぶくぶく太った体型が特徴の金正恩氏ですが、過去10年の画像を見比べてみても誤差はわずかなほどですが、歯並びや耳たぶから、本物と影武者を見分けることが出来ます。
実は、本物の金正恩氏は既にこの世を去っているという噂も…。
金正恩 顔変化10年の歴史を画像で振り返る
金正恩氏の10年間を振り返ってみて画像でまとめました。
この中に影武者が含まれているのでしょうか。
思いがけずデブ活の歴史みたいな流れに。
最初の頃はシュッとしていた金正恩氏も、2013〜2015年にかけて激太りしていることがわかります。
原因は2013年に起きた「叔父の張成沢・元国防副委員長」の粛清によるストレスだとされています。
そして最近の氏は。
「世界一四角い髪型」に挑戦していたようです!
この金正恩氏は2019年12月31日と最近のもの。
でも、これが影武者ではないか、という噂は数年前からさんざん言われ続けていました。
オリジナルの金正恩はもういない説
1984年生まれ、2011年で父・金正日氏から最高権力者の座を譲り受けた金正恩氏ですが、実は、
- 2008年にバイク事故で命を落とした
- 2020年には狭心症の手術を受けており再起不能
などなど、その存在を疑う声は10年以上前から囁かれていました。
事実として、2013年4月下旬、金正恩氏は平壌市内を移動中、命を狙った自爆テロの車に突っ込まれ、大破した特殊装備のベンツから命からがら救出された、という事件が起きています。
一方で健康面の不摂生は深刻で、「金正恩は糖尿病や痛風などに苦しんでいる」とする情報もあります。
2012年頃は推定80kgだった体重は、2018年には130kgまで増加したとされ、そんなワガママボディを維持し続けるにはいろいろと無理が祟ることも容易に想像できます。
そしておそらく、周囲にはそれを諌める事のできる人物もいないでしょうし、父譲りの「循環器系の遺伝」が災いして他界してしまっていても不思議ではありませんよね。
「独裁体制を誇示」するためには、金正恩氏がいなくれば間違いなく国家転覆が待っているだけに、北朝鮮政府は影武者をたくさん用意しているのでしょう。
いまから20年ほど前、かつて金日成主席の警護を担当していた脱北者をソウルでインタビューした時のこと。彼は私に、こう証言した。
「金日成主席に顔や体型、年齢がそっくりの人間を全国から集めて、一ヵ所に住まわせていた。平壌医科大学病院の隣にある白頭山研究所だ。そこでは、金日成主席の長寿の研究をしていて、ソックリさんの健康診断をしたり、様々な薬を投与したりしていた」
引用:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/51103?page=3
北朝鮮には昔から、「影武者養成施設があるのでは」と囁かれてきましたが、高位脱北者の証言によると、それに限りなく近い施設はあるようです。
[the_ad id=”952″]
金正恩(本物)と影武者の見分け方
ではどれが本物でどれが影武者なのか。
極めて精巧に似せられた影武者を見分けるポイントは3つ。それは、
- 歯並び
- 耳たぶ
- 鼻の形
と言われています。
しかしながら、歯並びに関しては、本物の型をとって、総インプラント化してしまえば間違いなく見分けはつきません。
どの画像を見ても、差し歯のようにやや飛び出た前歯を除いて、特徴的な違いは見つけることが出来ません。
よって、「歯並びで影武者を見分ける」のは困難です。
金正恩(本人)と影武者の見分け方①耳たぶの違い
今のところ最も有力な見分け方が、「耳たぶ」です。
左は2011年頃の金正恩氏。右は2015年頃です。4年の歳月で激太りしたとしても、耳の形も変わってしまったのでしょうか。
可能性としては、太って輪郭が膨らんだために、耳もそれに沿って外側に開いたことで、形が変形したということ。撮影する角度や陰影によっても、微妙に見え方が変わるかもしれません。
金正恩(本人)と影武者の見分け方②鼻の形の違い
CNNのニュース画像を見ていて思ったのは、「鼻の形が違う」という点です。
『金正恩の新たな“力強い”髪型をお披露目』というテーマの画像ですが、おそらく左右の年齢差は1〜2年程度、あるいは同年かもしれません。
ほぼ全く同じ角度からの画像の中で、「左はわずかに鼻先が下がっている」ことがわかりますね。
対して右側はほんの少し鼻の穴が見えるような形になっていて違和感を感じます。
さほど体型変化の無い比較なので耳たぶの違いよりも、こっちの方が信憑性があるように思います。
[the_ad id=”952″]
本物の金正恩はどんな顔なのか
本物と影武者の違いについて探っていても、「実はどっちも影武者」なんてこともありえますよね。
なので、まだ実権を握る前の金正恩氏の画像ならば、「オリジナル」の顔がはっきりと分かるはず。というわけで学生時代の金正恩氏がこちら。
まだ激太りするまえの、20代手前くらいでしょうか。なんだかそのへんの大学にこういう顔した人いっぱいいそうです。
スイスに留学していたこの頃、金正恩氏はまだそれほど太っておらず、顔の様々なパーツをハッキリと確認することが出来ます。
- 耳は真ん中から顎にかけて80度くらいのカーブを描いている
- 鼻先は下がっており、鼻の穴は基本あまり見えない
先程比較画像を紹介した耳たぶや鼻の形と比べてみると、やはり「替え玉」の存在は間違いないように思えます。
余談ですがこの記事をまとめるのに、たぶん一生分の金正恩画像を見たと思います。夢に出てきそうです。